2015/12/12

ローン・サバイバー

観ようと思っていてなかなか観れなかった映画「ローン・サバイバー」を録画で観賞しました。
ハーバード大学、サンデル教授が教材にも使ったという、究極の選択を迫られる実話に基づく戦争映画です。
究極の選択は主人公のラトレル一等兵曹にとっても幾度かあり、映画終盤には非タリバンのアフガニスタン人に対しても降りかかってきます。
深い傷を負ったアメリカ兵をタリバンに突き出すのか、村で匿うのか、その場で殺してしまうのか、、、、もし匿ったことがタリバンに知られたら、自分たちの村も攻撃されてしまいます。
僕はこのアフガニスタン人の選択にとても感銘を受け、映画のストーリーでは描かれていなかったので、その後どうなったのかとても気になってしまいました。が、エンドロール前に映る1枚の写真で解決します。



19人の戦死者を出した、ネイビー・シールズ創設以来最悪の出来事であるレッドウィング作戦。唯一生き残ったラトレル一等兵曹は、同チームの3名、ヘリで援護に来て亡くなった16人の名前を左右の腕に刺青で入れ、遺族を訪問する日々を送っているそうです。
そもそも戦争が、、、という事はさて置き、もし、自分がこの場で判断しなければならない立場だったらと思うと、なかなか考えさせられる映画でした。

ついでに、、、少し前に健さん主演の「君よ憤怒の河を渉れ」を観ました。
健さんに容疑がかけられるぐらいまでのサスペンスは惹きつけられるものがありましたが、着ぐるみの熊が出てきた頃からテンションが下がり、温泉番組のような牧歌的なBGMで半分ぐらい白けてしまい、運転したこともないセスナをいきなり健さんが操縦するところで「これはコメディー映画か?」と思ってしまいました。
なぜ新宿の街中で馬を走らせなければいけないの?等々、こんな強引なストーリー展開でミステリーとは言えないでしょ?

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