2010/09/11

自分はどうよ?

今朝、通勤電車に乗っていたボクのポジションは、車内中央、吊り革の列と吊革の列の間で、ちょっと不安定な場所でした。
込んでいて読書もままならないのでボケーっとしていると、突然ボクの前の女性(多分30歳前後)がしゃがみこみました。というか、ボクの足の甲に崩れ落ちるって感じでした。
おおおぉっ!!上半身も脱力していたので、意識がなくなっていたのかもしれません。(顔が見えなく、判断できませんでした)。
ボクの両脇にいたサラリーマン風のオッチャンと3人で床に寝ころばないよう抱え込み、、、、、タイミングとして、そろそろ「じゃ、この席に座らせてあげてください、、、」と、席を譲る人が何人か出てくると思ったのですが、正面で座っている人たちはただ見ているだけ。席を譲るべきだろうと思うエリアにいる人は4人。左からOL。70前後の隠居爺さん。70前後のキリッとした老女。40代のサラリーマン。
左端のOLは何事も無かったかのようにノートパソコンのキーを打ち続け、右端のサラリーマンは新聞で顔を隠す。女性の正面にいた隠居爺さんは、ビックリした顔のままずっと女性を見続け、茫然自失な様子(を装っているのか?)。で、キリッとした老女が立ち上がりました。
ボクとサラリーマンのオッチャン3人で座席に座らせ、老女は体をさすってあげたりしてケアをしてくれています。女性の意識は戻ったようで、上半身を起こして座れています。老女は孫娘を案ずるようにメンタルケア(?)をしてくれています。(こういうのは、女性向きですね)
自分の親が行方不明になっても、何の届けも出さず、年金だけネコババする時代です。「毎朝必死で席を確保してんだから、そう易々と席は譲れねぇな、、。」「面倒な事に関わるのはまっぴらゴメンだね、、。」「電車で倒れるなんて、体調管理していないオマエの責任だ、、。」なんて、席を譲らず座り込みをし続けた人たちの頭上に噴出しが見えたように思えました。
という自分も、「ほんの少し手助けしただけで、善人ぶってねぇか、、?」「もっとしてあげられる事はなかったのか、、?」「顔を見て人を判断してねェか、、?(爆)」なんて反省もしています。

さぁ、電車に座っていた4人とについて、それぞれの正義について検証してみましょう。

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